2006年05月
5月29日(月)帰ってきました。
病名は結局、左突発性難聴でした。
ステロイドの点滴と左首にブロック注射(自律神経に直接麻酔をかける)酸素吸入の3つの治療を受けました。
私は発症から日にちが経っており、入院前に多分回復は難しいと言われましたが、それでも低音部が回復したようで、男の方の声や水道の水の音が普通に近く聞こえるようになりました。
病院ではけっこう音は気にならなくなっていましたが、帰宅すると、あれれ、という感じでインターホンの音やなまいたの音、茶碗の擦れ合う音など前より悪くなった感じです。
病院のプラスチックの食器がほしいです。
耳鳴りは相変わらずで、分かりやすく言うと、せみ100匹が追いかけてきます。
病院では眠れませんでした。家に帰ってからしょっちゅうとろとろと寝てしまいます。
金曜日の夜、台所の水道がこわれた。なんと、さきっちょが折れてしまったのだ。
栓をひねると、折れたところから水が出る。栓のすぐそばで上向きに水がジャーっと出る。これじゃ茶碗も洗えない。もう20年以上も使っているので、耐用年数が来たらしい。
土曜日の朝起床したら、いつもにましてすごい耳鳴りだった。が、本当はこの日は娘のマンション探しに行く予定だったが、娘からだんな様が私と同じ症状でとても行けないと連絡があり、「必ず医者に行く」よう指示し、インターネットで医者探し。(結局私と同病のメニエールだった。突発難聴でなくてよかった。軽そうだし、初期とのことで少しは安心)
彼らの行く医者が決まったので、次は水道だ。私ら2人では心許ないので、急遽息子を呼び出す。
金物でもなんでもある 「コーナン」で、思い切ってレバー式の水栓(うまくつけられるか心配)、工具も買った。水を使わず食べられるものも購入。(店内はすごい騒音、早々に退散)帰宅後、腹ごしらえと、万が一を考えて夜の米を研いでから、取りかかった。
説明書を見るとわりと簡単なのだが、実際には今の20年以上ついていた器具をはずすのだから大変だ。息子はハーハー息を切らしていた。
取り付けもけっこう力が要るらしい。息子は本当に良くやってくれた。
お風呂場の水栓もこの際修理。これは風呂釜が全自動になってからは使っていないので、こわれたままだった。
結局もう一度足りない工具とパッキンを買いに行ったが、なんとか水道工事は無事終了!
台所の水栓はレバー式になったので、本当にラクチンになった。手首を傷めると、ねじるのも大変なのだ。
けっこう大変な一日が終わった。ふーっ。息子よ、ありがと!
朝、いつもの歯医者さんに 行った.。
休み明けだったし、予約なしなので どうかと思ったが、1時間半くらいの待ちで 診てもらえた。
奥歯の根本にひびがいっているらしい。抜かなければならないらしいが、痛みがあるうちは 抜けないのだそうだ。多分膿んでるんだろう ということだ。どおりで痛いわけだ。
結局、昨日と同じく少し削って、抗生物質と痛み止めの薬で、様子をみることになった。
帰宅したら もうじきお昼だ。
大急ぎで やわらかめのスパゲッティで昼食、(朝はカステラと牛乳だった)、アッシー様にリリスまで送ってもらう。
1時からホールでア・カペラコーラスのヴォンネの練習だ。ひさしぶりだ。音がどうか心配だった。
なにしろホールなので、音が遠くていいだろうという予想だ。
最初のうちは すごく違和感があった。自分の耳鳴りと きまらないハーモニーで、気持ちが悪かったが、なんといっても自分の好きなものなので、だんだん耳が慣れてきた。
ハットフィールドのミサは いまいちきまらない感じだ。難しい曲なんだと 改めて思った。
しかし、本当にめずらしい面白い曲だ。ミサなのに民族音楽なのだ。きまったら、かっこいいだろうな。
オルバーンになったら、すっかり耳鳴りが 気にならなくなった。軽妙なリズムと現代風のハーモ二ーが たまらなく小気味いい。
ほんとうに 久しぶり。
ときどき 今朝歯医者さんに 「今日はおとなしくしてなさい。お風呂とお酒もだめよ。また痛くなるからね」 と言われたことを 時々思い出しながら、まっいいか。
今日はピアノの音と男声がなくて助かった。