2006年06月
いよいよ明日30日はフラウエンコア・ヴォンネの演奏会です。
なんとかきこさんは舞台にのれそうです。
新調したドレスにアイロンかけて、今日は早く寝ましょう!
このドレス、真っ白で、誰が見てもウエディングドレスに見えまーす。本当ですよ。
演奏会はみなとみらい小ホールで夜7時からです。
奄美に行ってしまった元団員のMQさんは来れないらしいです。残念!
それもそうよね。遠いものね。しかも親御さんの介護で大変なんですものね。
彼女の分まで、頑張りまーす。MQちゃんうまく行くように祈っててね!
それから、イチローの投票明日までです、よろしく!
http://www.mlb.com/NASApp/mlb/mlb/events/all_star/y2006/jpn/ballot_reg.jsp
「バルトの楽園」見ました!
伊勢佐木町の東映で見て来ました。
本当にいい映画でした。涙もろいきこさんは、途中からぼろぼろでした。
最後の第九のシーンでも涙が止まらなくて困りました。
高島礼子さんはいい役をやっていました。
2時間半くらいでしたが、あっというまに終わりになってしまいました。
最後のテロップは墨田の第九、三越の第九、そしてわれわれ栄の第九の3つでした。
第九出演のみなさん、しっかり写っています。でも知らない方はわからないでしょうね。
ご本人が確認されるのが一番ですね。特に男性はばっちりです。
私は本人しか分からない程度でした。
でもなんだかちょっぴりうれしかったなあ!
お客さんは私たちを含め、ちょっと年上の方が多いようでした。
もっと若い方にも是非見ていただきたいと思いました。
おとなりの方が画面に向かって拍手していました。私も気持ち分かりました。
ドイツの方にも見てもらいたいなんとも思いました。
ぜひ皆様もお出かけください。
17日に東映系で封切りになった「バルトの楽園」、見に行かなくちゃと思いながら、まだ行っていない。
もう兄夫婦と娘夫婦は見に行ったと報告が来た。
「いい映画だったよ」「日本人の心とか思った」「面白かった」と、なかなかの評価だ。
第1次世界大戦の時のドイツ人の捕虜と日本人の物語、松平健が主役、野庭高校出身の高島礼子も奥さん役で登場。
この映画の最後のテロップのところに、あの「1月15日鎌倉芸術館の第九演奏会」の模様が使われているのだ。
何箇所かの「第九」が使われているが、うちらのは、ソリストの衣装がオレンジと緑なのですぐ分かる。舞台の並びもきれいだ。
私も一瞬写るはず。何秒か。最前列の一番右にいる。
ソリストや男性たちはよく写っている。
今週中に行こう!
バルトの楽園公式サイト http://www.bart-movie.jp/
イチローってみなさんご存知ですね
今、大リーグのオールスターファン投票をやっています
インターネットで投票できます!
みなさん!イチローを応援しましょう!
(イチローのママが家族の同級生なのです。そのママからよろしく!って!)
http://www.mlb.com/NASApp/mlb/mlb/events/all_star/y2006/ballot_reg.jsp
これは英語版ですが、この中に日本語で「すぐ投票する」と書かれたところがありますので、そこをクリックしてください。日本語のページが出てきます。
イチローの他にも何人も投票できるようです。あらっ誰に入れようかな、他に日本人誰だったかな?たくさんいますね。
リリスホールで弦楽カルテットとの合わせがあった。
30日には武満さんの曲を弦楽とのコラボで演奏する。
リリスホールは弦向きの響き、また、少人数のア・カペラコーラス向きの響きということなので、この両方が合わさっての響きは小気味よかった。
ここで聞くと私の耳にもやさしく聞こえる。
みなとみらいで、コーラスだけ聞いたときはあんなにうるさく聞こえたのに、不・思・議な感じだ。もしかして、聴音が治ってきたのかもしれない。
耳鳴りもなくなれっ!!
でも、メンバーのしゃべる声はちょっときつかったかな。歌ってるときはいいのに・・・
明日は、音楽堂で合唱祭を聞く予定。兄貴の所属の合唱団が出るのだ。「おにいちゃんがんばって!」
半月ぶりに病院に行きました。
今日は内科で大腸検査です。入院中に何年か前のことを思い出し、おそるおそる、「あのー大腸検査お願いできますか」と言ってみたら、可能ということで、今日の検査になりました。3年前にやったのですが、「ポリープができてるから、そのうち取りましょう」と言われていたのですが、なにしろ検査が大変で、あの苦痛を思い出すと、自ら行こうという気にならなかったのです。でも放っておいて、ガンにでもなったら事ですので、思い切りました。
検査の前の日は食事はおかゆやパン、卵など消化のよいものだけです。野菜など禁止です。寝る前に下剤を飲みます。
翌朝、口にできるのは水とお茶のみです。10時に病院に行きます。
その日の検査の人が集まって説明を受けます。1人、1リットルくらいの冷たい飲み物(下剤)を少しずつ飲みます。足りない人には追加があります。これで、お腹の中(大腸)を空っぽにします。きれいになったか、チェックを受けないと検査が受けられません。
早い人、なかなかな人いろいろです。私は薬がちっとも効かなかったので、途中で300CC追加し、水も1リットルくらい飲みました。トイレに10回くらい通い、12時ごろやっとOKをもらいました。
13時から、次々と検査が始まります。
呼ばれたら、検査着に着替えます。支度ができたら、台に横向きになり、検査の先生とはじめてご対面です。
下から空気を大腸にどんどん入れ、大腸をパンパンに膨らませてから内視鏡が入ります。
検査の前に前回の苦痛を言っておきましたら、鎮痛剤?を注射してから始まりましたし、2回目なので、様子が分かっているせいか、もちろん少し痛かったけど、前回より全然楽でした。しかも、ポリープは2mmだそうで、2~3年は大丈夫ということでした。
検査中、自分の腸の中をカラーのモニターで見ながらやるのですね、「ハイここが一番奥です。ここから戻りますよ」と解説されながらの検査です。ふーん自分の腸はこうなってるのかとよくわかります。教科書に書いてあるのと同じ感じでした。
前回はなにしろ検査の前に空気を大腸に入れるのが大変でした。手術のあとの癒着があるとうまく入らないらしいのです。痛い痛いと叫んでばかりいたことしか覚えていません。モニターなんてあったの?かしら。
が、やはり検査後、注射のせいらしいのですが、目の前が真っ暗になり、「ああもうだめ」になってしまいました。検査着のまま、休憩室でしばらく寝かせてもらいました。
でも無事終わって、ほっとしました。
今日の検査は8人でしたが、なんと2人も知り合いがいて、びっくりしました。
帰宅後、軽食を食べたら猛烈に眠くなり、カーペットの上で爆睡!目が覚めたら、なんと夜の9時でした。えっ6時間も寝てたの。それから食べた食事はなんだか朝ご飯のような気分でした。
明日はハリ治療で新橋です。いろいろ毎日忙しいです。
入院中に聞こえはけっこうよくなって、音は気にならなくなっていましたが、家に帰ったらどうなのか、心配でした。
帰宅したら、はたして、お茶碗の擦れる音(洋食器のほうが和食器よりうるさい)、フォークとお皿の擦れる音、インターホンの音、金属と木のぶつかる音(たんすの取っ手)、スイッチを押す音、新聞紙のガサガサ音、それになんとまあパソコンのマウスの音など、信じられない音が頭に響き、うるさく感じます。
家の外では、こどものカン高い声、レジのピッピ音など。あと、わが家の前は小学校の体育館なのですが、いままでうるさくなかったのに、バスケの練習の音が日曜日の朝よーく聞こえます。
百均で木やプラスチックのお皿、スプーンなどを買ってきました。洗ったお皿を置くざるもプラスチックにしました。これで、カレーやスパゲッティを食べて洗っても大丈夫です。でもおなべだけは、そーっと使うしかありません。お玉を変えました。インターホンにはスピーカーの所にテープをはりました。たんすの取っ手に布を付けました。マウスは新しいのを買ってきました。
これで、家の中の音のストレスはだいぶ軽減されました。
しかも、人の声は相当大丈夫になりましたので、買い物に行っても楽です。
電車も大丈夫でした。エスカレータとか、窓から見える動く景色、人の波がこわいです。
耳鳴りは今、ハリに通っているので、そのうち少しでもよくなるといいのですが。
新橋まで行きますが、先生に言わせると、北海道や九州から来てる方もいるそうで、大船からなら「近い、近い!」そうです。
何しろ、いろいろなものをお休みして、疲れたら寝るという生活をしているのが、今のところ一番いいようです。
病院は静かでよく寝れるというのは、全然期待はずれでした。
もともと、私は男の方の声が変に頭に響いていました。ですから、入院中の男の方の大声がどんなにうるさいか予想はできます。
しかし、なんと、同室のとなりの方ににいらした女性のお見舞いの方の声がうるさいのです。そんなに大きい声で話しているとは思えないのですが、がんがん響きます。布団をかぶって、早く帰ってくれー!と心の中で叫んでいました。
売店で耳栓を買ってきました。
そしてあのハクション大魔王さまです。どこのお部屋の男の方かわかりませんが、耳鼻科で入院しているので、咳の一種なのでしょうが、時間におかまいなくハクショーンハクショーンです。勝手にハクション大魔王とあだ名をつけさせていただきました。
この大魔王さまは入院3日目、やっと今日は熟睡できたと思えた日の朝4時ごろ、どでかいハクショーンをされ、びっくりして飛び起きてしまいました。なんでこんな時間に・・・それから眠れませんでした。
もうひとりの方、こちらにはフォルテッシモさまと名前をつけさせていただきました。
オーイオーイ、カーチャン、センセイ、ネエチャン、そのときによって違いますが、多分目が覚めるとずーっと色々な方を呼んでいます。けっこう響く声です。時々ナースに「なんでそんなに大きい声出すの?うるさいよ」とたしなめられ、少しやみます。
入院当初は、これらの声がなにしろうるさくて仕方がありませんでした。
が、真ん中を過ぎたあたりから、声が小さくなりました。あら、みなさん元気がなくなっちゃったのかしらと心配になり、回りに聞いてみたら、前と同じだそうです。
ということは、私の耳がよくなったということらしいのです。
実際、聴力検査でも、低音部の成績がすごくUPしていました。
そういえば、見舞い客の声がうるさくなくなっていました。
これで、耳鳴りは別にして、皆さんとお話が普通にできます!入院の成果です。
これはうれしかったなあ!
つづく
18日(木)ついに入院です。部屋があっちこっちとちっとも決まりません。
寝巻きに着替えると、すぐ点滴が始まります。なかなか針がうまくいかずにさしなおしです。イターイ!
点滴をつけたまま点滴台を持って歩きます。最初はつまづきましたが、すぐ慣れます。
また、部屋が変わり、212号室に落ち着きました。
この点滴が2本で、なんと夜までかかります。ステロイドが入っているらしく、強い薬なので、早く落とせないのだそうです。持ったまま、レントゲンに行ったり、麻酔科に呼ばれたり、トイレ行ったり、どこへでも一緒にガラガラと移動です。荷物の整理も点滴持ったままです。点滴は結局夜の11時までかかりました。
えっこれじゃ、お風呂や帰宅なんて無理じゃない?とはじめて、気づきました。
点滴は結局7日間が2本、8日から退院までが1本でした。
8日目からようやく点滴が1本になり、お風呂に入れました。
あと、部屋にある酸素を1日2時間づつ吸います。途中で休んでもいいのですが、合計で2時間なので、算数が苦手な私はこの計算に苦労しました。
2日目からは10時ごろに麻酔科から呼ばれ、星状神経節ブロック注射が始まりました。
麻酔科の台に上向きに寝て、麻酔科の部長先生から、首の下の所に注射をしてもらいます。
注射の間はのどを動かせません、つばも飲み込めません。なのに、緊張して動きそうになります。じっと我慢がけっこう大変です。首根っこを押さえられてぐーっと注射です。痛いし、こわいです。肩甲骨の間の背中にに液体がパッシャッパッシャと落ちるのがわかって、すごく気持ちが悪いです。自律神経に局所麻酔をするらしいです。
注射のあとを10分間自分で押さえます。その後また10分間そのまま寝ています。
時間が来ると「はーい大丈夫ですか」と声がかかり、起してもらえます。私がふらふらになってるのを見て、部長先生は「ああよく効いてる」とにこにこしています。
部屋の外のベンチでしばらく休んでから、てすりに沿って、ゆっくり部屋に戻ります。
注射のあとは左の目が開きません。しゃべりたくても声が出ません。けっこうふらふら状態で歩いて帰ります。これが一番大変です。ベットに帰って横になると、のどからぶくぶく何か出てくるので、座っています。1時間くらいで元に戻ります。この間、飲み食いできません。
結局この注射を6回受けました。最後の日にやっと平気になりました。これは入院していないとやってもらえません。血流をよくするためにやるらしいです。
よく隣の台で一緒にやっていた男の方は顔面神経麻痺の方でした。お顔は見えませんが、声が聞こえます。これもけっこう大変な病気らしいです。「軽く考えていたけど、大変です、でもずいぶん固まってきました」と声が聞こえます。水を飲んでもうまく飲めないそうです。これも早く治療しないと手遅れになるそうです。
ブロック注射が終わると次に点滴が始まります。
治療はこの3つです。
この間に聴力検査やのどの痛みのために、ネフライザー吸入があり、けっこう忙しいのです。のどはどうもこの注射のために、やられるようです。食事のたびに、物を飲み込むのが痛くて大変だったのです。
大事なのは点滴がうまく入るかどうかです。最初の場所も2日間で液漏れし、右に差しなおしましたが、うまく入らず、2日間痛くて苦しい思いをしました。ナースに言っても遅くするだけで、血管が赤くはれ上がり、手もパンパンになってしまいました。次の日、主任さんがあら、これはだめだわと、左にさしなおしてくれました。この場所がよく、退院まで持ちました。主任さんありがとう!です。
つづく